全国各地の偉人を紹介する歴史のフロア、嚶鳴広場にて、トークとコンサートをお届けするちょっぴり贅沢な「嚶鳴サロンコンサート」。
今回は、会場を劇場１階の交流広場に移し、「名フィル ベートーヴェン「第九」特別公演」（7月25日（日）芸術劇場大ホール／15時開演）にもソリストとして出演するソプラノ歌手の田崎尚美を迎え、歌とお話をお楽しみいただきます。日本を代表する実力派ソプラノ歌手の華やかな歌声にどうぞご期待ください。

田崎尚美(ソプラノ)
松田祐輔(ピアノ)

團伊玖磨／紫陽花
ドヴォルジャーク／歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌」
ほか

福島県出身。東京藝術大学卒業（アカンサス音楽賞及び同声会賞受賞）、同大学院修了。これまでの主な出演は『ファルスタッフ』アリーチェ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『カルメン』カルメン、ミカエラ等。びわ湖ホール『タンホイザー』エリーザベト、『ニーベルングの指環』ブリュンヒルデ、『さまよえるオランダ人』ゼンタなど主要役カヴァーを務め、公演の成功に貢献してきた。2018年びわ湖ホール『ワルキューレ』ジークリンデでは好評を得る。東京二期会では2012年『パルジファル』クンドリーでデビュー。それ以後、14年『イドメネオ』エレットラ、16年『ナクソス島のアリアドネ』題名役、19年『サロメ』題名役、21年『タンホイザー』エリーザベト。2017年日生劇場『ルサルカ』題名役、18年『魔笛』侍女1、2020年には、グランドオペラ共同制作『トゥーランドット』題名役、いずれも豊かな音楽性と美しい声で圧倒的な存在感を示してきた。東京春祭、子どものためのワーグナー（カタリーナ・ワーグナー監修）『さまよえるオランダ人』ゼンダ、『パルジファル』クンドリーで出演。コンサートでは、20年、21年のNHKニューイヤーオペラコンサートに出演。ベートーヴェン「第九」、マーラー「交響曲第四番」「千人の交響曲」などのソリストとしても活躍している。二期会会員。

愛知県東海市出身。東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業。第54回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第一位。併せて野村賞、都筑賞受賞。第14回吹田音楽コンクール第三位。大学在学中モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニー管弦楽団と共演。歌曲伴奏にも積極的に取り組み、第22回奏楽堂日本歌曲コンクール及び、第28回日本ドイツ歌曲（リート）コンクールにて優秀共演者賞受賞。室内楽では第2回ザルツブルク＝モーツァルト国際室内楽コンクール第三位。ドイツ・レリンゲン音楽祭にて招聘演奏、好評を博す。

「名フィル ベートーヴェン「第九」特別公演」（7月25日（日）芸術劇場大ホール／15時開演）の詳細は以下のページからご確認ください。