芸術総監督の少コラム「じんせい劇場」

 

2018年5月14日

芸術劇場が オープンして3年目、私も7月になると東海市に来てから5年が経つことになります。

太田川駅周辺の様子は5年前とは大きく変わりました。建物が建った、ということだけではなく、

大きく雰囲気も変わったと思います。

劇場の中はパブリック・スペースも多く、学生さんからご年配の方まで、

開館の9時から閉館の22時まで多くの方が利用してくださっています。

交流パフォーマンスや交流ギャラリーなど、無料のイベントもたくさんございます(スケジュールは

劇場HP等でご確認ください)ので、まだ“劇場デビュー”されていない方も是非お越しください。

今回はご来場のよいきっかけとなる様な近日発売を控えたお薦めイベントをご紹介します。

8月11日(土)開催の「江戸だ、落語だ、花火Day!(でいっ!)」公演は

三遊亭小遊三さん、古今亭志ん輔さんらを迎えた落語会をメインに、細井平洲先生に因んだ歌や踊り、

オーケストラ演奏で花を添え、東海市が生んだ儒学者「細井平洲先生生誕290年」をお祝いする

趣向になっています。江戸風情満載の中で、江戸落語の名人芸をお楽しみください。

9月2日(日)開催の「東京少年少女合唱隊」公演は世界に誇る日本を代表する合唱団の歌声が

東海市で聴けます。私も何度かご一緒したことがありますが、素晴らしい!の一言に尽きます。

その実力は小澤征爾氏やリッカルド・ムーティ氏など世界的な指揮者から絶大な信頼を得られていることから

証明済みです。

また、8月7日(火)には東海児童合唱団と杉並児童合唱団の歌やダンス、そしてミュージカルが楽しめる

ジョイント・コンサートが催されます。この機会にキャラクターは違いながらも活躍中の合唱団を

聴き比べをするのも楽しみ方のひとつです。

賑々しい東海市芸術劇場に是非お越しください。

 

 

2018年1月4日

明けましておめでとうございます。

 

芸術劇場にとって3回目の新年を迎えました。

劇場という建物は来場される方の笑顔や話し声など、賑やかさ、活気があって

初めて輝きます。今年も多くの皆様の感動に出会える様、スタッフ一同頑張ります。

どうぞよろしくお願い致します。

この1月には“心のバリアフリー”をコンセプトにした「名フィル 0歳からの福祉コンサート」、

“劇場にみんなで集まってみんなで笑おう”の「よしもと新喜劇」がございます。

是非新年の芸術劇場にお越しください。

本年もよろしくお願い致します。

 

2017年9月24日

朝夕と秋の気配を感じる時期になってきました。

個人的には夏が一番好きなので過ぎ去る季節に寂しさは感じますが、

過ごしやすさはやはりこの季節です。

そして、秋といえば、食欲、読書に並んでもちろん「芸術」です。

芸術劇場もトップ・シーズンへ突入でにぎやかになってきました。

「宝塚歌劇団公演」も多くの方にお越しいただき、好評のうちに終了しましたが、

その一週間前には東海ライオンズクラブ45周年で昨年結団し、劇場で活動をしている

「東海市子どものオーケストラ」が初めて外部の方に向けて演奏しました。

一年前には演奏することも想像できなかった曲を“基礎クラス”の団員も、“オーケストラ・クラス”の

団員も頑張って披露しました!

到底無理だと思われるようなことも頑張ってみれば出来るんだ、ということを改めて見せてもらいました。

これは子どもたちがやったことですが、大人でも、誰でも、挑戦してみればやれることは

たくさんあると思います。皆さんも過ごしやすくなったこの季節、心にある「やってみたいこと」に

挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

2017年7月28日

夏が大好きな私としては、この季節を思い切り味わいたい、と思うわけですが、

劇場もイベントが盛りだくさんでワクワクしています。

夏といえば、個人的に、条件反射的に連想してしまうのが、かの「宮崎アニメ」です。

宮崎監督のどこか郷愁を呼び起こす作風、音楽担当久石さんの少しメランコリックなメロディ、

そして!名曲揃いです!!

この「宮崎アニメ」のサウンド・トラックに関わっていた私としても是非皆さんにこれらの音楽、

また、大人も童心にかえるようなクラシック作品を集めてお届けするのが8月27日(日)の

「名フィル夏のファミリー・コンサート」です。今、その進行台本を書いているところです。

そして、8月6日(日)には関西の夏男、しかし、その実体は日本人初のウィーン・フィル奏者、

現在アメリカのトップ・オーケストラ「クリーヴランド管弦楽団」テューバ奏者・杉山康人が

同僚の首席トロンボーン奏者マッシモ・ラ・ローサと東海市にやってきます!

このふたり兵庫県でクリニックを行って東京に戻るところを東海市に立ち寄って多目的ホールで

演奏を聴かせてくれます。しかも入場料はワン・コインの500円でまさに友情のコンサートに涙です。

この「夕涼みコンサート」も是非体験して欲しいコンサートのひとつです。

19、20日には大ホールでロック・フェスもありますし、皆さんも夏を満喫しましょう!!

 

 

2017年7月2日

東海市芸術劇場が開館したのが2015年10月なので1年9ヶ月が過ぎたことになります。

そんな、なんの節目でも無い今、私がコラムを書き始めるのも奇異に感じられるかもしれませんが、

バタバタする中で後回しにし続けてしまったのです。

実は今まで音楽雑誌でコラムを連載するなど自分の文章を公にすることは多々あったので、書くことには

慣れているつもりですが、さすがに市が運営する公共文化施設の様なところで書くようなことは無かったので、

多少の戸惑いは覚えます。因みに、某音楽誌に連載していた自分のコラムのタイトルが「Life is Symphony」(前職はオーケストラの仕事でした)だったので、今回は村田英雄先生の名曲のタイトルを拝借して「じんせい劇場」にしてみました。

さて、「市が運営する公共文化施設」、そして「東海市芸術劇場」という名前・・・

“お堅い”あるいは“お高い”イメージを持たれるかもしれませんね?しかしながら、現在の劇場は大ホール、多目的ホールの催し物目当てのお客様は勿論ですが、4つのフロアからなる館内に広くとってあるパブリック・スペースには勉強する学生たち、劇場内の蔵書を手にとって読書に耽るご年配の方々、各々の活動の休憩で一息つく若いお母さんと子どもたち等々、賑やかな景色と雰囲気でとても「いい感じ」です。そして、3階には劇場事務室もありますが、こちらもいつも明るく、笑顔が見られますし、舞台スタッフも同様です。

前職では日本中のホールを見てきたので言えますが、以上の様な感じではないホールは日本全国たくさんあります。

東海市芸術劇場がいつまでも街の方々に元気を与えられる明るい場所であって欲しいと思っています。

前置きはこれくらいにして(!!笑)次回は少し自己紹介したいと思います。

暑さが厳しくなりつつありますので、皆様活動中の水分補給をお忘れなく。

 

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