野村萬斎 狂言の世界

野村萬斎 狂言の世界

終了 野村萬斎 狂言の世界
開演日
2022.05.27(金)
開演時間
[開場]18:30~[開演]19:00
入場料
[一般価格]一般4,000円/小中高生1,000円
[割引価格]一般3,600円/小中高生900円
※ユウナルフレンドメンバーズプラチナ会員特典割引対象公演
●未就学児入場不可
会場
大ホール

【感染症予防に関するお願い】

・ご来場の際は、マスクの着用、手洗い、手指の消毒、感染予防にご協力をお願いいたします。
・体調不良や発熱等症状のある方は、ご来場をお控えください。
・公演当日に発熱等の風邪症状が認められたお客様は、ご入場をお断りする場合がございますので予めご了承ください。

※自主文化事業開催時の新型コロナウイルス感染症予防対策に関するご案内についてこちらをご確認ください。
映画、ドラマ等でも幅広く活躍している狂言師・野村萬斎の狂言の世界を、舞台とご本人による解説まで存分にお楽しみください。

演目

野村萬斎による解説

演目を上演する前に、野村萬斎による、”狂言をもっと楽しめる”解説をお楽しみください。

蝸牛(かぎゅう)

【あらすじ】
修行を終えて帰る途中の山伏が竹やぶで休んでいると、主人の命で、長寿の薬になるという蝸牛(かたつむり)を捕りに太郎冠者がやってくる。太郎冠者は山伏を蝸牛だと思い込み声をかけると、山伏は蝸牛になりすまして太郎冠者をからかう。さらに山伏は、囃子言葉に浮かれてなら同行しようと、太郎冠者にかたつむりの囃子言葉を教え…。
観ていると心も体もうきうきとしてくる楽しい作品です。「でんでんむしむし」という囃子言葉が何回も出てきますので、登場人物と一緒に浮かれてみてはいかがでしょうか。

六地蔵(ろくじぞう)

【あらすじ】
田舎者が地蔵堂に六体の地蔵を安置しようと都に仏師を探しにいく。すると徒者(いたずらもの)のすっぱ(詐欺師)が声をかけてきて、自分こそが真の仏師であると偽り、翌日までに六地蔵をつくる約束をして田舎者と別れる。すっぱは仲間を呼び出し、地蔵に化けて田舎者をだますことにする。さて翌日、田舎者が地蔵を受け取りにやって来ると、地蔵は三体しか見あたらない。もう三体はどこにと問うと…。
演者が所狭しと舞台を駆け回る賑やかな作品です。すっぱは田舎者をだまし通せるのでしょうか。本舞台と橋掛りを上手く使った、狂言ならではの表現もお楽しみ下さい。

出演

■野村萬斎
1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。東京藝術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦ー山月記・名人伝ー』『国盗人』『子午線の祀り』など古典の技法を駆使した作品の演出など幅広く活躍。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、2021年観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞を受賞した。世田谷パブリックシアター芸術監督。石川県立音楽堂邦楽監督。東京藝術大学客員教授。

石田幸雄Yukio Ishida

■石田幸雄
1949年生。野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。すでに数多くの優れた舞台歴を持つ野村家の重鎮。大曲の『三番叟』『釣狐』『花子』をすでに初演。国内外で狂言・能公演に多数参加、普及に貢献している。主宰していた「雙ノ会」で芸術祭大賞、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。大胆かつ緻密な演技で、古典はもとより『国盗人』など新しい試みの舞台でも存在感を見せる。普及公演での的確な解説にも定評がある。

■高野和憲
1972年生。野村万作に師事。国立能楽堂・能楽三役第四期生研修修了。重要無形文化財総合指定保持者。万作一門の研鑽会「狂言ざゞん座」同人。すでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』等を披き、「万作の会」の演者の一人として国内外の狂言・能公演に出演。朝日カルチャーセンター・新国立劇場演劇研修所をはじめ、全国各地での狂言講座、ワークショップで講師を勤め、狂言の普及に力を注いでいる。新潟県柏崎市でも狂言教室を持ち、指導に当たっている。

■岡聡史
1980年生。野村万作に師事。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言このあたり乃会」同人。文化学院卒業後、狂言の道を志し修行を続け、これまでに『奈須与市語』を披く。

内藤連Ren Naito026

■中村修一
1989年生。野村万作に師事。慶応義塾大学法学部卒業。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言このあたり乃会」同人。9歳で入門後、幼少より舞台に立ち、『三番叟』『奈須与市語』『釣狐』を披く。全国各地の狂言ワークショップで講師を勤めるほか、早稲田大学、東京女子大学、共立女子大学の狂言サークル及び松尾塾伝統芸能を指導している。

中村修一Shuichi Nakamura002

■内藤連
1986年生。野村万作に師事。成城大学経済学部卒業。国立能楽堂・能楽三役第八期研修修了。能楽協会会員。万作一門の研鑽会「狂言このあたり乃会」同人。これまでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』を披く。全国各地の狂言ワークショップで講師を勤めるほか、東京大学、お茶の水女子大学、成城大学の狂言サークル及び松尾塾伝統芸能を指導している。

中村修一Shuichi Nakamura002

■野村裕基
1999年生。野村萬斎の長男。祖父・野村万作及び父に師事。能楽協会会員。3歳の時に『靱猿』で初舞台後、子方として国内外で多数の舞台に出演。修行を続け、『三番叟』『奈須与市語』を披き、「万作の会」の若手狂言師の一人として舞台を勤めている。


※やむを得ない事情により、出演者・内容等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

チケット発売日

[先行]2022年3月26日(土)9:00~ ※ユウナルフレンドメンバーズプラチナ会員対象
[一般]2022年4月2日(土)9:00~

チケット取扱い

芸術劇場事務室 9:00~20:00 休館日を除く
インターネット 24時間受付
チケットぴあ  [Pコード:510-684] https://t.pia.jp/ ※4月2日(土)10:00~発売開始


※ユウナルフレンドメンバーズプラチナ会員(有料)にご登録いただきますと割引価格でご購入いただけます。
※先着順
※先行販売で予定枚数が終了した場合は一般販売は行いません。
※インターネットでお申し込みいただいた方の発売初日の劇場事務室でのお支払い・発券は午後1時より受付ます。

託児サービス

公演日の1週間前までに窓口にてお申込みください。
[1歳以上の未就学児、定員10名]
詳細は劇場までお問合せください。

狂言体験ワークショップのお知らせ

定員に達したため申込受付を終了しました(5/14)。
公演チケットを購入した小中高生を対象に、狂言を体験するワークショップを行います。
実際の舞台の上で、出演者の指導で狂言の動きを体験してみませんか?

日時5月27日(金)17:00~1時間程度(集合は16:30)
会場芸術劇場 大ホール
対象本公演のチケットを購入した小中高生
定員20名程度(先着順・定員に達したため申込受付終了)
持ち物マスク、白足袋、長ズボン
申込方法所定の申込用紙(以下よりダウンロード可能)に必要事項を記入して劇場事務室へ提出(持参・郵送・FAX・メールにて受付)
→定員に達したため申込受付終了しました。
ワークショップ申込に当たってのお知らせ

・ワークショップの最中、付添いの方(1名)は客席からワークショップの様子を見学いただけます。付添いの方の本公演チケットの購入有無は問いません。
・申込は、チケット購入後に可能です(申込用紙に購入した座席番号を記載いただきます。チケットぴあで購入された方は、チケットのコピーを添付して申込してください)。
・申込は先着順で受付、定員になり次第受付を終了します。受付終了のお知らせは、劇場HPに記載いたします。また、劇場へ直接お問い合わせいただくことも可能です(文化芸術課 0562-38-7030)。
・参加者には、後日郵送にて詳細等をお知らせいたします。

主催

東海市・東海市教育委員会

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

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お問合せ

東海市芸術劇場
電話
0562-38-7030
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